「外資系企業って日系企業みたいに入社の挨拶するの?」
「まさか朝礼みたいなのがあって、みんなの前で挨拶するとか?」
そんな風に疑問に思っていませんか?
結論からいうと、挨拶自体はありますが、全員集合している前で挨拶するとかはありません。
僕はこれまで3社の外資系企業で働いていますが、まず同じ部署で働く人たちに挨拶をし、そこから順番に各部署を周り、最終的に全員に挨拶をするような形でした。
企業によって違いはありますが、外資系企業の東京オフィスの場合、働く人の人数はそこまで多くないと思いますので、全員で対面で挨拶するような形が一般的だと思います。
では、さらに解説をしていきます。
入社の挨拶は上司が一斉メールを送信する
入社したら、まず直属の上司があなたを連れて各部署を挨拶に回るはずです。
その前後に、あなたが入社する旨を記載した英文メールが上司から社内に向けて一斉送信されているはずです。
「このポジションに新しい人が入ります。名前は〇〇で、元々こんな会社で働いていて、これからうちの大きな力になるでしょう!」
みたいな内容のメールです。
なので、あなたから改めて自己紹介のメールを送る必要はありません。
メールをかぶせて送ってしまうと上司の顔を潰してしまうので、余計なことはやらないほうが無難です。
入社してしばらくは大人しくすることが大事
この内容をみて、今いるメンバーはあなたがどんな人かを色々想像するわけです。
過去にいた会社名などが開示されているので、それなりに大きな会社にいた経歴がある人は
「スゲーやつがきたな!!」
と思われますし、警戒される場合もあります。
入社して早々目立ってしまうと面倒です。
先輩社員から、生意気だと思われたり、嫉妬されたり、揚げ足を取られてしまったり。
なにかとやりづらくなりますから。
入社してしばらくは大人しくして、
「私は敵じゃありません」
という態度を取っておく方が無難です。
入社してすぐにやってはいけないこと
入社してすぐにやってはいけないことをまとめておきます。
これから外資系企業に入社する人はぜひ参考にしてください。
やってはいけないこと①:「前の会社ではこうだった」と言う
これ、言われる立場になると腹が立ちますよね。
「だからなに?」
「前にいた会社の方がよかったのだったら、戻れば?」
としか思われてしまうのがオチです。
ただ、言いたくなる気持ちもわかります。
「こういう新しいやり方もあるよ」と、よかれとおもって言ってるのはわかります。
僕もそういう時期はありました笑
ですが、入社してすぐにこのセリフはやめておきましょう。
あとで後悔することになると思います。
やってはいけないこと②:すぐに改革しようとする
外資系企業である以上、結果を出さないと自分の立場が危うくなります。
なので、入社してすぐにあれこれ社内のことを変えてやろうと意気込んでしまう気持ちもわかります。
ですが、すぐにそれをやっちゃうと周りから面倒がられる上、その改革自体が間違っている可能性もあります。
そもそも「改革しなければいけないと感じた事象」は、理由があってその状態で続いているわけで。
その流れも知らないうちに変えてしまおうとするのは、とんでもない地雷を踏んでしまう可能性があります…。
やってはいけないこと③:経歴を盛って話す
ふとした瞬間に、
「〇〇さんって前の会社でどういうことしてたんですか?」
「〇〇さんって、XX銀行にいたんですよね?すごいですよね!」
みたいな話になる機会があるかもしれません。
その時に、
「前の会社ではこれだけの実績をあげて、結構上までいったんだよね笑」
みたいな、ちょっと自慢っぽく聞こえるような答えはしないようにしましょう。
あとで、こっそり社内チャットで
「あの人、めっちゃ自慢っぽくてうざかった笑」
ってネタにされる可能性大!!
「いや〜、自分なんて全然です。周りにいる人たちが本当にすごい人ばかりで、助けてもらってばかりでした。」
こんな感じで当たり障りなくやりすごすと、余計な敵を作らなくてすみます。
新しい環境でいち早く認められたいから、つい自分を大きく見せたくなる気持ちはわかります。
ですが、ここはいろーんな人材がしのぎを削る外資系。
能ある鷹は爪を隠しましょう。
まとめ
今回の記事では外資系企業に入社した際の挨拶の疑問などについて解説をしました。
参考になれば幸いです。