「英語ってこれからも必要とされるスキルなのかな?」
そんな風に悩んでいるビジネスパーソンの方の疑問にお答えします。
結論からいうと、英語はこれからも必要とされるスキルであることは間違いありません。
もし、今から英語を話せるようになろうと思うのであれば、すぐにでもチャレンジすることをオススメします。
僕も20代の時に英語が話せるようになりましたが、そのスキルは今でも重宝しています。
迷っているのであれば今すぐ始めましょう。
「あの時、勇気を出して始めてよかった!」
きっとそう思う瞬間がやってくると思います。
英語の必要性は今後も変わらないと思う3つの理由
①:AI(人工知能)は人間のコミュニケーションを代替しない
「AIが発達すれば、世界の言語を対象にした同時通訳アプリが開発されて、いまさら英語なんてできるようにならなくてもいいんじゃない?」
そんな風に思ったことありませんか?
確かに、これからテクノロジーが進化すれば、そういうアプリが出てもおかしくありません。
ですが、それだけで人間のコミュニケーションが完結するほど合理的な生き物ではないと思います。
例えば、
- 自分の声ではなく、アプリの機械音声で誰かと会話するって味気ないと思いませんか?
- そもそも、アプリが翻訳してくれた内容が合っているかどうかは、どうやって確認すればいいの?
- アプリに不具合があって起動しなかったらどうすれば?
テクノロジーの進化は歓迎しつつ、そんな疑問も湧いてきます。
一方、自分の口から英語を使ってコミュニケーションを取る場合は、そんな心配をする必要はありません。
もちろん、アプリほど”正しい英語”は話せないかもしれませんし、簡単な文法のミスなどはあるかもしれません。
ですが、自分の口で伝えるからこそ、そこに熱量や感情がこもりますし、感情を伝える・伝わる嬉しさが存在します。
それこそが人と人とのコミュニケーションの醍醐味だと僕は思っていて、それがある限りは英語を学ぶ必要性がなくなることはないと思います。
②:グローバル化の波は止められない
グローバル化がすすみ、世界がかつてないほど小さくなりました。
文部科学省によると、
社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語力の一層の充実は我が国にとって極めて重要な問題。これからは、国民一人一人にとって、異文化理解や異文化コミュニケーションはますます重要になる。その際に、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって不可欠であり、アジアの中でトップクラスの英語力を目指すべきである。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/102/houkoku/attach/1352464.htm
このように、日本人の英語力は高める必要があるという指針を発表しています。
この流れは今後ますます進んでいくと思います。
【文部科学省】グローバル化に対応した英語教育改革実施計画
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/__icsFiles/afieldfile/2014/01/31/1343704_01.pdf
③:英語が話せる人材のニーズは高い
英語が話せる人材のニーズは高いです。
転職エージェント、JAC Recruitmentによると、
コロナ禍以前から英語力のある求職者は、「英語力を活かした仕事に就きたい」という転職に対する意欲は強く、企業側からも「英語ができる人を採用したい」という需要が常に高い傾向です。
https://www.jac-recruitment.jp/market/articles/m20210628
とあり、英語力を持ったビジネスパーソンの需要は高いとしています。
英語が話せない事で生じるデメリット
仕事がなくなる
英語が話せないと、仕事がなくなるかもしれません…。
「人材採用時、配属部署の決定や異動時に、一定の英語能力が求められる」は現状では18. 0%に留まりますが、3年後の見通しでは36.7%と約2倍に伸長しています。
https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/case/com/rookie.html
としていて、これから採用や人事異動において英語力は重視される傾向にあるとしています。
英語の使用状況と3年後の見通しの図はコチラ。
英語力がゼロ、という人には少し厳しい時代になってきそうですね..。
収入が増えない(もしくは減る)
グローバル化が進み、ビジネスパーソンに英語力が求められる時代。
英語力がなければ、昇進などが難しい時代になっていくと思います。
一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によると、
TOEIC Programの各テストスコアを昇進・昇格の「要件としている」「参考としている」「新たに要件・参考とする可能性がある」企業の比率は、いずれの役職も4割前後です。
https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/case/com/elevation.html
としています。
図はコチラ。
昇進ができなければ収入はそのまま横ばいか、もしくは減ってしまう可能性もあります。
いまのところ全ての企業で英語力が昇進の要件とはされていませんが、グローバル化が進んでくるとそうはいかないかもしれません。
それでも本気で英語を勉強する気にならない原因とは?
英語力が求められる時代になっているにもかかわらず、周りをみまわしても英語が話せるようになっている人がいないのはなぜでしょう?
また、今あなたが本気で英語の勉強に取り組んでいないのはなぜでしょう?
その理由は、
日常的に英語を使う機会がないから
ではないでしょうか?
日常的に使う必要がないものに対して優先順位が下がってしまうのは仕方ありません。
であれば、あえて日常的に英語を使う環境を作り出すのも一つの手段です。
方法としては、オンライン英会話の活用し、1日30分程度でもいいから英語を話す機会を作ってしまうのもアリだと思います。
「使わない=勉強しなくていい」では時代に取り残されてしまいます。
使う必要を自分で作り、そこから勉強を始めるといいと思いますよ。
結論:英語は今すぐにでも始めよう
時代の流れとして今後も英語の必要性が高まっている今、1日でも早く英語の勉強をスタートさせた方がいいのは明確です。
「今さら英語を勉強をしても遅いのでは?」
と思うかもしれませんが、人生の中で一番若いのはこの瞬間しかありません。
やるなら今!
この瞬間から始めてみることが人生を変える大きな一歩になると思います。