「最近部下が話しかけてこなくなったんだけど、何かあったのかな。。。」
「前みたいに部下が喋ってこなくなって気になる。。。」
そんな風に悩んでいませんか?
結露から言うと、その原因はあなたにあると思います。
最近、部下に対して「もしかすると、やらかしたかも!?」という心当たりはありませんか?
部下にとって上司の言葉や行動は重要なメッセージとして受け止められます。
自分にとってはほんの些細なことだとしても、それを真剣に受け止め、敏感なまでに反応してしまうことを認識しましょう。
では、あなたに原因がある理由について詳しく解説をしていきます。
部下が話しかけてこなくなったのは信頼できないと思われたから
部下が話しかけてこなくなった理由の根底にあるのが、
あなたは信頼できる上司ではない
と思わてしまうということ。
なぜ信頼できない上司とジャッジされてしまったのか?
その理由はこちら。
- 部下の心を傷つけてしまったから
- 言っていることをコロコロ変えたから
- 憂さ晴らし目的で責めているから
- 都合よくスケープゴートにしているから
- 仕事を丸投げしているから
- 空気を読むことを強要しているから
では、詳しく解説します。
理由①:部下の心を傷つけてしまったから
あなたの言動は部下にとって大きな意味を持ちます。
自分にとってはちょっとした冗談でも、部下は真剣に受け取るでしょうし、それが悩みの原因にもなるはずです。
気軽に、
「お前って仕事できないよなあ笑」
「お!今日は早く仕事が仕上がったじゃないか笑」
そんな風に、部下の尊厳を傷つけるようなことを言っていたとしたら、部下が信頼できないと思うのも当然です。
自分のことを平気で傷つけてくるような人を信頼できますか?
できるはずがないんです。
理由②:言っていることをコロコロ変えたから
例えばですが、部下に対して、
「結果は気にするな!思いっきりやってこい!」
と営業に行かせたのはいいものの、部下は結果を出すことができなかった。
そんな部下に対して、
「お前、何やってるんだよ!?」
と責めてしまうと、部下からすれば「結果は気にするなと言ったのでは???」状態です。
実際、こういう上司ってめちゃくちゃしんどいです。
発言の裏を読むようになりますし、言っていることを素直に聞けなくなります。
信頼できなくて当たり前です。
理由③:憂さ晴らし目的で責めているから
部下はあなたの言動に敏感です。
あなたが自分の憂さ晴らしで感情的に部下を責めているのか、本当に部下のためを思って叱っているのか、容易にわかると思います。
機嫌が悪くて部下に八つ当たりをしたりしたことがあるのなら、それはどれだけつくろっていたとしてもバレているはずです。
あなたの「お前のためをおもって…」というセリフは、ただの大義名分であることはバレていると思っていて間違いないでしょう。
最初のうちは、
「まあ、上司さんも人間だし、腹が立つことだってあるよな。」
「俺が我慢すればいいし、とりあえずちゃんと聞いておこう!」
と、あなたの傍若無人さを大目に見てくれていた部下も、回数を重ねるごとに限界に達します。
そりゃあ、誰しも自ら進んでサンドバッグになりたくないですから。
イライラしたから、わざわざ高尚な大義名分を作って責めてくる。
そんな上司を信頼できるような部下が存在すると思っていたとしたら、それは相当おめでたいとおもいますよ。
理由④:都合よくスケープゴートにしているから
あなたが仕事をしている部下の中に、「こいつからは気に入られたいなあ…」と思う部下はいませんか?
優秀で、人脈もあり、ともすれば将来的に自分を抜かしてしまうような、そんなちょっと怖い存在。
その部下に取り入るために別の部下をうまくスケープゴートにして連帯感を作ろうとしていませんか?
これ、最悪なマネジメントですので絶対にやらない方がいいと思います。
そもそもフェアじゃない。
スケープゴートされた部下は、
「あ、自分はただのダシにされているわ・・・」
と、速攻で気づきますし、それを見ている他の部下も
「うわあ、この上司、あの部下をスケープゴートにして俺たちに取り入ろうとしている。。。」
とドン引きでしょう。
自ら器の小ささが露呈されることをして、何の意味があるのでしょう?
そんな上司が部下から信頼されることはありません。
理由⑤:仕事を丸投げしているから
仕事の丸投げほど雑な仕事の振り方はありませんからね。
「これ、うまくやっといて!」
これだけの指示で上手くやるような部下であれば、今ごろあなたの会社ではなく、もっと大きな組織で活躍しているでしょう。
通常、部下に対して丸投げをしたら、部下は相当なプレッシャーを感じるものですし、何をどうすればいいのかわからなくなります。
手取り足取り説明をする必要はないにしても、何を、いつまでに、どのような形にする、というあなたの期待値をきちんと言語化・数値化して伝えることが大事です。
それを抜きにした丸投げは、部下に対して「お前、失敗しろよ笑」と投げかけているようなもの。
そこに、あなたの上司としての責任と存在感はあるの?
信頼されたければ、部下に対して雑な扱いはやめておきましょう。
理由⑥:空気を読むことを強要しているから
部下に対して、
「お前、それくらい、わかるだろ?」
「それくらい気づけよ!」
そんな風に指示したことはありませんか?
そもそも「そのくらい言わなくてもわかるだろう?」というのは、上司側の都合の「空気を読むことの強要」です。
部下は、明確に言語化された指示でなければきちんと動けません。
逆に、部下が必死であなたの言う「そのくらい」を理解しようと空気を読もうとしても、あなたではありませんので「そのくらい」を理解することは不可能です。
結果、部下のアウトプットが頓珍漢なものになる可能性は非常に高く、その責任はあなたにあります。
にもかかわらず、
「お前、それくらい、わかるだろ?」
と部下を責めてしまえば、
「じゃあ、そもそもちゃんと指示しないお前が悪いんだろうが?」
と、部下に言われてしまうのがオチです。
部下に空気を読むことを強要する環境を作るのはやめておきましょう。
そんな上司、存在する意味もありません。
上司という立場に甘えると、最終的に信頼を失います。
まとめ
今回の記事では、部下が話しかけてこなくなった原因はあなたにある、という点について解説をしました。
参考になれば幸いです。