「転職エージェントに登録したけど連絡がこない!無視してる?」
「転職エージェントと面談したけど全然連絡がこない!」
そんな風に悩んでいませんか?
結論から言うと、その原因は三つです。
- 転職市場に紹介できる求人案件が出回っていない
- あなたのスペックに対して紹介できる求人案件がない
- 転職活動に対する意欲・意気込みを感じてもらえなかった
なので、転職エージェントから連絡が来ない時点で、あなたが取れるアクションとしては
- 転職市場に求人案件が出てくるのを気長に待つ
- 自分自身のスペックを上げる
- 希望する条件を下げて就職活動を続ける
が現実的です。
転職エージェントから連絡がこない=見捨てられた!
と、感情的な反応をしてしまいそうになるかもしれませんが、それはかなり大げさです笑
理由があって連絡がないだけですので、深く考え過ぎてしまうと不必要なストレスを抱えてしまうだけです。
では、転職エージェントから連絡がこない理由について詳しく解説をします。
人気記事:【※2022年最新】外資系銀行に転職できた僕がオススメする4つの転職エージェント
転職エージェントから連絡が来ない3つの理由
転職エージェントから連絡が来ない理由について解説をします。
理由①:転職市場に紹介できる求人案件が出回っていない
そもそも仕事が世の中に出ていない場合、紹介できる求人案件がないので転職エージェントから連絡は来ません。
僕は過去にリーマンショックを経験していますが、その時は金融関連の求人案件が全く転職市場に出ず、転職先を探すことが非常に困難でした。
こんな時はどれだけ転職エージェントに登録をしても、求人案件自体が市場に存在しないので連絡は来ませんでした。
転職市場が活況になるまでとにかく待つことが大事。
こういう地合いが悪い時に焦って転職をすると、キャリアに傷がつくリスクもあります。
タイミングが悪い時は無理に動かず、今いる会社でコツコツと実績を積んでいきましょう。
理由②:あなたのスペックに対して紹介できる求人案件がない
転職エージェントが求める人材のスペックと、自分のスペックが合わない場合、転職エージェントから連絡が来ません。
原因は自分の高望み。
例えば、今の年収が500万円程度で、英語も話せず、実務経験もないくせに
「ゴールドマンサックスのような投資銀行(IBD)でM&Aをやって、年収2,000万円稼ぎたいんです!!」
といっても、転職エージェントからすれば、
「お、おう…。」
といった感じで、明らかにスペックが足りていないので仕事を紹介できません。
まずは自分の市場価値を冷静に見極めることが大事。
転職エージェントも商売でやっていますから、転職できそうな人を優先してアプローチするのは当然のこと。
見込みがなさそうな求職者には連絡がくることはありません。(あったとしても、あまり良い求人案件ではない場合が多いです)
厳しいですが、これが現実です。
キャリアは一段飛ばしではなく、コツコツと積み上げていきましょう。
理由③:転職活動に対する意欲・意気込みを感じてもらえなかった
転職エージェントとの面談もしくはヒアリングの際の言動などで、今後の転職活動に対する意欲や意気込みを感じてもらえなかった場合、連絡がこないこともあります。
「なんか転職エージェントから相手にされないなあ…。」
そんな風に感じた場合は、あなたの転職活動への意欲が低いとみなされ、優先順位を下げられている可能性があります。
もし、誤った認識であれば、担当の転職エージェントに対して改めて説明をした方がいいでしょう。
番外編:担当のコンサルタントが退職していた
これは実際に経験したことですが、とある外資系企業に強い転職エージェントを利用して転職活動をしていた時の話です。
選考が二次面接まで進み、結構いい感じだなと思っていたのですが、そこから急に転職エージェントからの連絡が途絶えました。
仕方ないので、別の外資系企業の求人案件に定評のある転職エージェントで転職活動を進め、結果的にここで外資系銀行への転職が決まりました。
後になって連絡が取れなくなった転職エージェントにこちらから連絡してみたところ、担当のコンサルタントが退職して居たとのこと。
おいおい、退職の挨拶くらいしろよ。。。
こんなケースは本当に稀だと思いますが、選考途中に急に連絡が取れなくなった場合は注意してください。
担当者が退職している可能性があるので、会社自体に問い合わせるようにしましょう。
転職エージェントから連絡がこないのは見捨てられたから?
先ほども解説をした通り、転職エージェントから連絡がこないのは下記の理由からです。
- 転職市場に紹介できる求人案件が出回っていない
- あなたのスペックに対して紹介できる求人案件がない
- 転職活動に対する意欲・意気込みを感じてもらえなかった
スペックに対して紹介できる求人案件がないということは、自分のスペックが低いからということが理由として考えられます。
僕も転職活動をしている時に、あまりにもハイクラスな転職エージェントに登録した際は全く連絡がこないことがありました。
そういう意味では「見捨てられた」という表現になってしまうのかもしれませんが、見捨てるも何も、そもそも求人を紹介してくれる土俵にも上がっていなかったという…。
あまり感情的に受け取らず、
「転職エージェントが頻繁に連絡をしてくるような人材になれるよう、市場価値を高めよう!」
そんな考え方に切り替える方が前向きです!
まとめ
今回の記事では、転職エージェントから連絡が来ない理由について解説をしました。
連絡が来ないと不安になりますが、それには下記の理由があります。
- 転職市場に紹介できる求人案件が出回っていない
- あなたのスペックに対して紹介できる求人案件がない
- 転職活動に対する意欲・意気込みを感じてもらえなかった
転職市場が活発になるまで待つか、自分のスペックを上げるか。
今できることをしっかりとやって、来たるタイミングの時のために備えておきましょう。
参考になれば幸いです。