「外資系金融って給料はいいけど激務?」
今回の記事では、自分の体験談を交えながら、そんな疑問にお答えしたいと思います。
外資系金融は激務でブラックなのか?
結論から言うと、ゴールドマンサックスなどのIBD(投資銀行部門)は未だに激務で知られています。
ですが、最近では働き方改革などが世界的に浸透しつつあり、激務が当たり前のIBDにおいてもワークワークライフバランスが見直されようとしています。(実際はどうかわかりませんが…)
実際に働いていた人の動画も参考になりますので、もしよろしければご覧ください。
Day in the Life of a Goldman Sachs Investment Banking Intern NYC
A DAY IN THE LIFE OF AN INVESTMENT BANKING ANALYST – A Good Day vs. A Bad Day
【体験談】外資系金融で働いていた時の一日
外資系金融でオペレーションヘッドとして働いていた時の中でも、一番忙しかった時のスケジュールを例に挙げてみたいと思います。
【起床時間】6:30ごろ
起床時間はまちまちですが、大体朝の6時30分頃起床。
朝起きてから一番最初にやることは、会社から支給されている携帯電話でメールをチェック。
この時点ですでに100件近くのメールがInboxに入っていて、リアルタイムでどんどん増えていきます。
ですので、出社準備をしながらメールを読みます。
緊急性が高いものは即座に返信するか、チャットで連絡。
何かしらの問題が起こっている際は電話もします。
これらの作業がひと段落したら家をオフィスにむかいます。
【出社後】8:30ごろ
出社後はパソコンに電源を入れ、業務開始。
具体的には、
- メールチェック
- トレーディングソフトのステータスチェック
- 顧客の注文状況の確認
- データの抽出と分析
- マーケットのリスク分析
- 他部門と連携するプロジェクトを進める
などの作業があります。
予期せぬトラブルがあると、上記の業務をこなしながらASAPで対処します。
ヘッドともなると、上記の仕事に加えて
- 中途採用の段取り
- 部下のトレー二ング
- 定例ミーティング
も飛び込んできます。
【昼食】15時ごろ
バタバタと業務をこなしていると、気づけば15時頃となっています。
お腹が空いたとかそういう感覚を超えてしまいますが、むしろランチを食べることができるだけでもラッキーです。
常に携帯でメールもしくはチャットを気にしながら、外に出て軽く食事を済ませます。
忙しい時はデスクで食べるときもあります。
【ミーティング】22時~24時ごろ
突如としてミーティングが入る場合があります。
時間は大体22時くらい。
アメリカの時間に合わせると24時から開始という場合もあります。
朝から業務をしていると考えると、相当な時間を仕事にコミットしていることになります。
この時点でもう身も心もクタクタですが、メールやチャットがやむことはありません。
返信をしなくてはいけないものはさっさと返信をすませ、終電もしくはタクシーで家に戻ります。
【帰宅】1時ごろ
家に到着したらやっと一息つける瞬間です。
テイクアウトした遅い夕食をガッつきながらもスマホを片手に仕事のメールをチェック。
そして、必要があれば電話、チャットとなります。
朝やっていることと同じですね。
そうやって、なんだかんだしていたら布団に入るのは2時くらいになってしまいます。
本当に幸せな時間ですが、緊急時の電話やチャットへの対応のために携帯は枕元へ。
まとめ
以上、僕が外資系金融で働いていた時の一日の例になります。
外資系金融のIBD(投資銀行部門)もこのような激務の部門で有名です。
IBDで働けば非常に高い報酬が得られるので人気がありますし、そこで得られるキャリアも非常に魅力的です。
もし、ビジネスパーソンとしてもう一つ上のレベルを目指すのであれば、こういった激務の時期を過ごすのも一つの選択肢かもしれません。
