「留学して1ヶ月目ですがこれからが不安です。。。」
「今、留学して3週間目ですが、これから英語が伸びるのか不安でたまりません。。。」
そんな不安な気持ちを持っていませんか?
僕も海外留学した最初は不安で仕方ありませんでした。
言葉も通じない、親もいない、友達もいない、知らない街でたった一人。
朝起きると、一瞬は日本にいるような感覚になるんですが、「あ、そうだ、今は外国にいるんだ…。」とすぐに現実に戻る感覚。
特にホームステイ先で感じる不安はとても大きいです。
喋りたい事はいっぱいあるのに、それが話せない悔しさと情けなさ。
「これからやっていけるのだろうか?」
今あなたは異国の地でそんな風に不安に感じているはずです。
そんな不安を感じているあなたに、僕のホームステイ先での体験談を通じてその解決方法をお伝えしたいと思います。
留学一ヶ月目のホームステイ先での体験談
僕は留学した最初の一ヶ月目はホームステイをしていましたが、驚くほど上手くコミュニケーションが取れませんでした。
現地についてからすぐにESLには通い始めてはいたのですが、そもそもTOEIC模擬試験200点台というレベルで海外に来ていますから、ホストファミリーに対して言いたい事が全く伝えられない毎日でした。
外国人に対する慣れもなかったので、小さな子供が話しかけてきてくれても引きつった愛想笑いしかできません。
頑張って英語を話そうとしても緊張でいつも口がカラカラ。
下手くそな英語が余計に下手くそになるような悪循環でした。
海外に来る前は「まあ、何とかなるさ!」という楽観的な思いがなかったわけではないですが、そんな気持ちはホームステイ先であっさりと崩れてしまったという感じです。
ホームステイ先の輪に入ろうとしなかった
加えて、ホームステイ先に僕以外にも現地の大学生の男の子がいたのもやりにくかった理由の一つです。
僕が来る何ヶ月も前からすでにホームステイをしていて、ホストファミリーとの間にはすでに『輪』みたいなものができていたのです。
夕食の時に目の前でペラペラと英語で会話をする二人を見ていると、英語が話せない僕は何だかみじめな気持ちに。
勝手に、「英語が下手なのに話しかけたら迷惑かな。。。」なんて遠慮してしまい、ホストファミリー達との輪の中に入ろうとしませんでした。
そんな日が続くとホームステイ先に帰るのが嫌になります。
そんな時は、なるべく家に遅く帰ったりするようにしていたように思います。
ホストファミリーのお父さん、お母さん、そしてその子供達や大学生の子はみんないい人だったとは思うのですが、自分が英語を話せないばかりに勝手に関係をギクシャクしてしまって…。
今思えばとてももったいないことをしてしまったように思います。
どこか甘えた気持ちを持っていた!?
今は冷静にその時のことを分析できます。
結局、自分の心のどこかに、「なんでもっと自分に話しかけてくれないんだ?」とか「きっと分かってくれるはず…。」という「お客様」としてホームステイに挑んでいた『甘えた姿勢』があったんですよね。
相手がなんとかしてくれる。
そんな甘えた受け身の姿勢。
日本なら空気を読んで「どうしたの?」「大丈夫?」なんて声をかけてくれるかもしれませんが、ここは外国です。
それを忘れて、どこか拗ねた気持ちを持って日々を過ごしていたのかもしれません。
ここでちゃんと理解しておくべきだったのは、
- 自分はお客様ではない
- 言いたいことがあればきちんと主張する
というシンプルな考え方。
コミュニケーションが上手く行かなかった理由は、ホストファミリーがどうのこうのというよりも、全ての原因は自分にあったのだと思います。
最初は上手くいかなくて当たり前
さて、以上が僕の海外留学一ヶ月目の体験談になります。
ご覧のとおり、海外留学に出た最初と言うのは思っている以上に華麗な世界ではありません。
英語が上手く話せないため、日本では考えられないような情けない姿を見せてしまうこともありますし、あれほど自信満々だった鼻っ柱をボキっと無情に折られることもあります。
出発前に思い描いていた姿がキラキラしている人ほど、
「こんなはずじゃなかった。。。」
「あれ?これで本当に大丈夫かな?」
なんて不安になってしまうでしょう。
ですが、それで当たり前。
最初から上手くいく人なんているわけないのです。
そもそも、英語が話せるようになるために海外にやってきているわけですから、英語が話せなくて当たり前です。
まずはその自分を受け入れる。カッコ悪いし、情けない。
でも、そこからがスタートです。
海外留学一ヶ月目でやるべきこと
結局、海外留学先で感じる不安というのは自分自身の英語力の欠如から来ています。
英語ができない、だから、不安。これが結論です。
これを解決するために必要なことはすごくシンプルで、
- 正しいマインドセット
- 正しい勉強方法
この2つを理解して英語の勉強に励みましょう。
①正しいマインドセットを持つ
多くの人が勘違いをしがちなのですが、海外留学一ヶ月やそこらで目に見えて英語が上達するなんてことはありません。
英語を上達させるためにはある程度の時間の投資が必要ですし、僕のようにTOEIC模擬試験200点台というレベルであれば最低でも半年はじっくりと英語の勉強をする必要があります。
「もう一ヶ月もいるのに全然話せるようになっていない。。。」
「二ヶ月勉強したけど全然英語が話せるようにならないんです。。。」
という悩みを持つ方もいますが、この悩み自体がそもそも間違いです。
英語をマスターするって、そんなに簡単なではありません。
簡単じゃないことに挑戦しているからこそ時間がかかりますし、時には我慢も必要です。
一ヶ月や二ヶ月で英語がペラペラになれるという前提に立っているから悩んでしまいます。
考え方を変えて、まずは半年の期間、思いっきり勉強に集中しましょう。
英語力の伸びについて悩むのはその後でも十分可能です。
②正しい勉強方法で勉強する
英語は正しい方法で勉強しなければどれだけ時間を重ねても上達しません。
TOEIC模擬試験200点台から英語が話せるようになった僕の経験上、一番効果がある勉強方法はインプット→アウトプットのサイクルを回す方法になります。
具体的に言えば、読む、書く、聴くなどを通して自分にインプットした英語を必ず口から出して使うようにする。
これをひたすら続けるのです。
「make up for」というイディオムを学んだのであれば、それを会話の中で意識して使うようにする。「What’s up!」という表現を覚えたのであれば、早速その日のうちに誰かに使ってみる。
地味に聞こえるかもしれませんが、この勉強方法が英語力向上に一番効果的です。
今、英語の勉強で悩んでいる人は「魔法のようなノウハウ」であったり「わずか◯日で効果がでる勉強方法」のような情報を求めてしまうかもしれません。
ですが、そんなものはありません。
一見遠回りのように思いますが、頭の中に単語やイディオムをコツコツ積み重ねることが英語上達のための一番の近道になります。
まとめ
以上、海外留学生が一ヶ月目で感じる不安の解決方法になります。
いかがでしたでしょうか。
海外留学一ヶ月というと、まだまだ始まったばかり。
英語に関して色々不安もあるでしょうが、英語は一ヶ月やそこらで結果が出るようなものではありません。
まずは区切りである半年を目指して、じっくり焦らず勉強を進めて行きましょう。