「職場の上司が合わんないのでストレスが半端無い。。。」
「上司が嫌いで会社に行くのも辛い気持ちになる。。。」
そんな方の悩みを解決します。
「綺麗ごと無し」の結論から言うと、合わない上司に耐えられないのであれば
- 異動する
- 転職する
この2つのうち、どちらかのアクションを起こしましょう。
根本的に合わない人と同じ時間を過ごしても、解決になるどころか、余計にこじれる事が多いので、なるべく物理的に距離を置く事が一番の解決策です。
ネット上の記事には「あなたも改善の余地があるのでは?」「上司も人間だし、話せばわかるよ!」というアドバイスもあります。
その考え方も正しいのですが、話せばわかる上司であればそもそもここまで悩むはずもありませんよね。
一番の解決策は
合わない上司とは距離を置くこと
これに注力した方がよっぽど前向きです。
目の前の変えることができない他人を相手に消耗するなんて時間の無駄。
今すぐにでも行動を起こしてみましょう。
合わない上司のタイプ
- 意見がコロコロ変わる
- 仕事の責任をなすり付ける
- 仕事の成果を横取りする
- 指示が曖昧でなにをすればいいのか分からない
- 全て言うとおりにしないと機嫌が悪くなる
- 感情の起伏が激しく言動が怖い
- 仕事のやる気がない
- そもそもあなたのことが嫌い
あなたが苦しめられている上司ですが、おそらく、この中のどれかに当てはまるのではないでしょうか?
僕も外資系企業勤務時代は合わない上司にどれだけ苦しめられたことか…。
意見がコロコロ変わる上司
朝言っていたことと、夕方言っていることが全然違う。
そういう上司、あなたの会社にもいませんか?
せっかく入念にリサーチした事は全部無駄な労力になってしまい、それが大きなストレスの原因になることも。
「あのさ、もう少し、しっかり考えてから指示出してくれませんか?」
喉元まででかかる言葉を押えるのに必死になりますよね。
仕事の責任をなすりつける上司
本来であれば部下の責任を背負ってくれる存在の上司ですが、逆に責任を擦り付けてくる上司もいます。
そんな人と一緒に仕事をしても、都合よくスケープゴートにされて自分の評価が下がるだけ。
一刻も早く距離を取らないと、大切なキャリアをめちゃくちゃにされてしまう可能性があります。
仕事の成果を横取りする上司
部下の仕事の成果をまるで自分の成果のように周りにアピールする上司がいます。
こんな上司にあたってしまったら最悪で、どれだけ頑張って成果をあげても報われないことが多くなります。
悪い事は言いませんから、距離をとりましょう。
指示が曖昧で何をすればいいのかわからない上司
「あれ、いい感じでちゃんとやっておいてね!」
思わず「は?」となるような曖昧な指示の上司に困ったこと、ありませんか?
なんとか仕事をこなしてみたら、
「いやいや、そんなの頼んでないよ。。。何やってんの?」
と激詰め。
「いやいや、あなたの指示が悪いんでしょ?」と正面から言うと大問題になる理不尽さ。
こういう上司のもとでのキャリアアップは難しいかもしれません。
全て言うとおりにしないと機嫌が悪くなる上司
「これはこうして、メールの文面はこれで、1時間たったらAさんに電話して。Aさんにはこうやって話してね!」
そんな風に、マイクロマネジメントが過ぎる上司だと、ひたすらロボットになる事が求められます。
少しでも自分流のやり方を入れると、「そんなやり方は頼んでいない」と不機嫌に。
そんな上司と仕事をしても、創意工夫の余地がないので自分で考える力が育ちませんし、何より仕事が楽しくないですよね。
キャリアにとっては確実にマイナスに作用します。
感情の起伏が激しく言動が怖い上司
とにかく感情の起伏が激しく、「今日は機嫌いいのかな?それとも悪いのかな?」とビクビクしながら接しないといけない上司もいます。
いわゆるパワハラの傾向がある上司です。
ちょっとでも機嫌が悪いと、過去の失敗についてネチネチ嫌味を言ってきたり、大きな声で怒鳴ってきたり…。
仕事そのものよりも、上司の機嫌を伺う事がふえ、常に言動におびえながら仕事をすることになるのが辛いですよね。
こんな上司のもとでは本来の仕事のパフォーマンスを発揮することなどできなくて当たり前です。
仕事のやる気がない上司
「…ああ、それね。まあ、…そんな感じでいいんじゃない…?」
仕事へのやる気を失った上司はこんな感じで、何を話しても価値のあるフィードバックを得る事ができません。
そのやる気の無さは次第に周囲に伝染し、あなたまでも無気力にさせられてしまうことに。。。
吸収すべきところがない上司のもとは、今すぐにでも早く離れましょう。
そもそもあなたのことが嫌いな上司
あなたのことが生理的に受け付けず「嫌い」という感情を持っている上司の場合、どれだけ努力をしても合わないのは当然です。
「上司だったら感情を入れずに部下を接しろよ!」
と思うのですが、上司とはいえ一人の人間ですので、どうしても好き嫌いの感情はあります。
このような上司の場合、「運が悪かった…」と思って他に活躍できるフィールドを探す方が賢明です。
合わない上司から逃げる2つの方法
合わない上司を相手にした時に取れる手段は二つです、
- 異動する
- 転職する
これ以外にありません。
もし今あなたが合わない上司のもとでストレスで苦しんでいるのであれば、そこから逃げ出すことを第一に考えましょう。
他の選択肢として、
- 仕事で成果を出して見返す
- 上司が変わるように促す
- 他の上司にクレームを出す
などがありますが、これらは全て自分でコントロールできないことなので根本的な解決になりづらいです。
たとえば、仕事で成果を出したとしても、それで自分に対する見方や評価が変わり、人間関係が改善することを期待したとしても、その成果を認めるか認めないかを決めるのは「上司」です。
どれだけ努力をしたとしても、上司が変わらなければ結局問題は解決しないままの状態が続きます。
ですが、
- 異動する
- 転職する
の場合、主導権は自分にあります。
自分で決めて、自分で状況を変えることができます。
ここが大きな違いです。
とにかく自分のことを第一優先に考えて行動してください。
組織の中で上司相手に喧嘩は禁物。自分自身の評価を下げるだけなのでやめておきましょう。転職活動にも悪影響が出る可能性も。
合わない上司と距離を置くことは「負け」なのか?
責任感が強く、根が真面目な人ほど
- 今の環境から逃げてはダメだ
- 逃げること=「自分に負けた」ということになる
そんな考え方に縛られてしまい、問題を真正面から受け止めてしまいます。
ですが、ストレスがかかる環境の中で無理をしすぎると、自分のメンタルを病んでしまい、そこで大切なキャリアの可能性を潰ししまう可能性があります。
逃げずに頑張るのもいいですが、何の根拠もない根性論の中で思考停止になっていませんか?
一昔前の価値観は捨てましょう。
逃げることは「負け」ではありません。
自分のキャパシティーを理解した勇気ある行動です。
会社に残る場合の合わない上司の対処法
とはいえ、
「そう簡単に今の会社を辞めるのは難しい。。。」
「上司は合わないけど、会社や仕事自体は好きなんだよね。。。」
という場合もあると思います。
そんな時の合わない上司への対処法をお伝えします。
1. 完全に仕事と割り切る
「仕事だけの付き合い!」と割り切って上司と付き合いましょう。
人間関係を改善させるために力を使うというよりも、淡々と仕事をこなし、感情を入れずにコミュニケーションをとりましょう。
相手に何も期待せず、機械のようにクールに付き合うことで自分のメンタルを守るのです。
これはかなり効果があります。
2. 盗めるスキルは盗んでやる
合わない上司とはいっても、上司という立場になる以上は、仕事で結果を出して来たでしょうし、学ぶべき点は絶対にあります。
立ち振る舞い、仕事の進め方、社内調整術などなど。
人間的に合わないからこそ、盗めるスキルは全部盗んでやる。
そういうしたたかな気持ちで観察してみましょう。
3. 攻略方法を探す
合わない上司とどうすれば関係を改善できるのか、もはやゲーム感覚で取り組んで攻略方法を探すのも手です。
例えば、
「今日は大きな声で挨拶したらビビってた!」
「心にもないお世辞を言ってみたら、意外と反応良かったぞ笑」
こんな風に色々試すと、自分の中で経験値を貯めることができます。
今の職場にとどまるにせよ、将来的に転職するにせよ、どんな仕事でも「合わない上司」というのは絶対に出て来ます。
その時にそなえ、今のうちから経験値を積むための練習台として付き合うといいでしょう。
4. 上司の良いところを探してみる
「でた!綺麗ごと笑」
と思うかもしれませんが、これは自分のメンタルを守ることにつながりますので、自分のためにやってほしいと思います。
合わない上司に対して「嫌い」という感情で心がいっぱいになると、常に相手の嫌な面を探したり、嫌悪感がわいてきたりして、常に負の感情が心の中に存在する状態になります。
これでは良い仕事ができません。
どんな相手でも良いところは絶対にあります。
そこを見つけることで、逆に自分のメンタルを落ち着かせることができます。
上司のために良いところを探すのではなく「自分のために」というところがポイントです。
まとめ
合わない上司が変わってくれることを期待するよりも、まずは自分で行動を起こすことを優先しましょう。
真正面からぶつかるのもアリですが、現実の世界は漫画やドラマの世界のようにうまくいかない場合もあります。
合わない上司とはできるだけ距離をとるようにし、これ以上ストレスがかからないような環境を自分で見つけるようにしましょう。
思考停止して根性で頑張っても報われる可能性は低いです。
まずは自分ができる行動を。
これが大事です。