勇気を出して憧れの海外留学に飛び出した。
しかし、実際に海外で暮らし始めると想像以上に辛いこともあります。
特に多いのが友達が出来ないという悩み。
「友達がいない。。。」
「友人ができなくて寂しい。。。」
そんな風に悩む人はあなただけではありません。
今回は、海外留学先で友達ができなくて辛くて寂しい原因とその解決方法について解説します。
そもそもなぜ友達ができないのか?
結論から言うとその原因は「英語が上手く話せていない」ことから生まれています。
・積極的に話しかけることができない
・外に出かけるのが億劫になってしまう
自分に魅力がないとか、自分がおかしいとか、自分自身の性格に原因を求める人もいますが、そうではありません。
問題の根っこは「言葉」です。
英語が上手く話せない、だから自信がない。
自信がないから話しかけられないし、外に出るのも億劫になる。
これでは友達ができるはずありません。
結局のところ、英語が話せないという状態が「友達ができない悪循環」を生み出しているのです。
友達作りには英語以外のコミュニケーション能力が大切
じゃあ英語が下手な人は海外留学先で友達ができないのか?
決してそうではありません。
英語が全然話せなくても誰とでもすぐに仲良くなれる人もいます。
不思議に思ったことはありませんか?
全然英語が話せないのに外国人の友達に囲まれている人や、あちこちに出かけて色んな友人を作っている人がいることに。
このような人たちは無意識のうちに人を惹きつける力を身につけています。
僕はそれをチャーミング力と呼んでいます。
チャーミング力があれば自然と友達は増えていく!?
チャーミングの意味は様々ですが、ここは「愛嬌がある」と訳します。
どこか愛嬌があり、可愛げがある。
この力があれば、例え英語が上手く話せなくても友達を作ることができます。
愛嬌は言葉ではなく態度や表情で構成されます。
・明るさ
・ ノリの良さ
・ リアクションの良さ
これを意識して人と接することがチャーミング力をアップさせる秘訣です。
例え英語が上手く話せなくてもかまいません。
単語でもいいから話しましょう。
語が上手く話せなくて落ち込んだ様子を見せず、一生懸命伝えたい気持ちを前面に出しましょう。
明るく、笑顔で接するのです。
そうすることにより、相手にとってあなたがとても魅力的に映ります。
魅力的な人間だと思ってもらえれば友達は自然に増えていきます。
友達作りには相応の努力が必要なことを忘れてはいけない
「なるほど、つまり他人に媚を売ればいいということ?」
そんな風に思うかもしれませんが、媚を売るわけではありません。
今の時点で英語という言語コミュニケーションスキルがないわけですから、非言語的コミュニケーションであるチャーミング力を高めて補う必要があるということです。
そもそも、何の努力もせずに友達を作ろうという方が間違っています。
例えば、日本に住んでいて外国人の転校生がやってきたとします。
その転校生は日本語があまり話せず、いつも暗い様子で話しかけても無表情。
ノリも悪く、遊びに誘っても断ってくる。
そんな外国人と友達になりたいと思うでしょうか?
逆の立場になればわかるはずです。
友達作りも相応の努力が必要です。
自分から何の努力もせず、でも「友達が欲しい」と願うことだけはいっちょまえ。
そんな態度で友達ができるわけありません。
本当に友達が欲しいのであれば、相手から魅力的だと思ってもらうための努力は最低限必要なのです。
根本的な問題解決は英語力アップ
英語能力が低いうちはチャーミング力を高めれば友達を作ることが可能です。
ただし、長期的にそれだけに頼っていては限界を感じる場面もあります。
例えば、お互いに英語力が無く、チャーミング力だけを頼りにコミュニケーションをする場面です。
細かい話をしようと思っても、愛嬌だけで乗り切ってしまおうとするため会話の途中でかみ合わなくなります。
会話の途中でお互いに
「え?それってどういう意味?」
「ん!?それは違うんだけど?」
とかみ合わないことが多くなってしまい、結局一緒にいることがしんどくなってフェードアウト。
そういうケースが多くなります。
根本的な問題解決にはやはり英語力を高めることが必要となります。
英語がペラペラになる必要はありませんが、最低限、日常会話くらいはマスターしておきましょう。
その方がより長い友人関係を構築することができます。
いずれにしても、チャーミング力と英語力は友達を作るうえにおいてどちらも必要な力です。
両方ともバランスよく高めていきましょう。
海外留学先で友達を作りたければやってはいけないこと
留学先で孤独を感じていると、ついつい
「とにかく友達を作らなきゃ!」
と焦ってしまいます。
ですが、そういう時こそ気を付けなくてはいけないことがあります。
それは、
気の合わない人と無理やり友人になる
ということ
寂しさのあまり、気の合わない人とつるむようになる。
これは絶対にやめてください。
時間の無駄ですし、後で人間関係がこじれたときに面倒になります。
そもそも、海外に来てまで気の合わない人と一緒に時間を過ごす意味はありません。
余計なしがらみを作ってしまうと面倒ですし、気の合わない人とはスッパリ人間関係を断ちましょう。
海外留学先で本当に辛い時は帰国しても大丈夫
ここまで色々と書いてきましたが、自分の努力だけではどうしても友達ができない場合もあります。
たまたま自分と相性が悪い人しかない環境にいれば、チャーミング力と英語力を高めてもどうしようもありません。
精神的に追い詰められてどうしようもない時は日本に帰国することが一番有効な手段です。
「帰国をする」というのは 逃げのように聞こえるかもしれませんが、自分の力ではどうにもならないことは仕方ありません。
「あ、ここにいたらダメだ!」
「ここにいても自分が出せない。。。」
そんな風に自分が感じるのであれば、その声に従って帰国をすることは全然アリです。
無理だけはしないでください。
航空券の手配はオンラインで!
一時帰国するせよ、完全に帰国するにせよ、航空券の手配必要になります。
今の時代、航空券の手配はオンライン格安航空券ショップを利用するのが常識ですが、その中でもスカイスキャナーの航空券比較はかなり良い感じです。
片道からでもサクッと格安航空券を探すことができるので非常に便利です。
早めに帰国便の段取りをしておくと比較的リーズナブルな価格で航空券を手に入れることができるのでオススメです。
まとめ
以上、簡単ではありますが、海外留学で友達がいなくて寂しくてつらい時の対策方法になります。
今あなたが海外留学先で耐えきれないほど辛い思いをしているなら、1日でも早く帰国してまたやり直した方がずっと前向きです。
ぶっちゃけて言えば、英語はどこでだって勉強できます。
海外留学を途中で帰国するからといって、何も恥じることはありません。
「海外に飛び出して英語の勉強を頑張ろう!」と思って海外留学に飛び出した時点であなたはすでに凄い行動力の持ち主です。
そんな自分をまずはほめてあげましょう。
英語を話せるようになるためには、自分を追い込んで勉強することも大事です。
ただ、それをやりすぎてしまってはダメ。
あまり自分で自分をいじめすぎず、しっかりと支えてあげてください。