「外資系銀行のバックオフィス業務に興味があるけど、果たして自分には向いているのだろうか?」
そんな疑問にお応えしたいと思います。
僕はこれまで3社の外資系企業(金融業界)に勤務したことがあります。
その経験から、完全に主観ではありますが…外資系金融のバックオフィスに向いている素質について書いてみたいと思います。
外資系金融業界に興味がある人は参考にしていただけると嬉しいです。
外資系金融のバックオフィスに向いている素質とは?
外資系金融のバックオフィスに向いている素質について解説します。
①:作業が正確である
フロントオフィスを支える部署です。
作業は常に正確でなければいけません。
情報入力しかり、数字の入力しかり。
ちょっとしたミスは大きなインシデントを招き、面倒なことになります。
そもそも、金融業界での仕事自体が、
「まあ、このくらいでいいか!」
のアバウトさが許されるものではないので、作業には正確性が求められます。
②:作業が早い
作業には早さが求められます。
こうしている間にも金融マーケットは動いています。
いくら正確に作業ができても、タラタラ時間をかけてやっていたのでは評価されません。
正確かつ早く処理する。
これがなかなか難しいのですが、その両立が求められるのも外資系金融のバックオフィスの仕事です。
③:対人コミュニケーション能力がある
バックオフィス=黙々と一人で作業、というわけではなく、他の部署の人間と連携を取らなくてはいけません。
メールやチャットもそうですが、必要に応じて社内の他の部署からの「突き上げ」や「催促」の電話にもしっかりと対応していくことも必要になります。
相手を不愉快にさせない言葉遣いや、思わず相手が味方になってくれるようなトーク術など、バックオフィスとはいえども一定のコミュニケーションレベルは求められます。
外資系金融では、社内の部署間でのコミュニケーションが上手いかどうかで、その会社での寿命が決まると言っても過言ではありません。
人間力が高い人であればあるほど、長くサバイブできると思います。
④:ITの知識がある
金融業界の仕事はもはやIT無しでは動きません。
バックオフィスの仕事では様々なソフトウェアを複数同時に立ち上げて業務をすすめることになります。
万が一、そのソフトウェアにエラーが起こった場合、社内のIT部署を連携を取りながら解決をする必要もあります。
パソコンが苦手、ITの知識がない、という状況だとバックオフィスの仕事のハードルは上がります。
就職・転職した際に同じ部署の先輩からOJTなどはあるかと思いますが、すぐにキャッチアップするためにも、最低限ITには慣れておく必要はあります。
外資系金融のバックオフィスの年収はどれくらい?
外資系金融のバックオフィスの年収ですが、
- ジュニアレベル:500~600万円
- マネージャーレベル:800~1,000万円
- ヘッドレベル:1,000~1,200万円
このようなイメージです。
ぶっちゃけ、投資銀行部門などのフロントオフィスと比較すると低いです笑
とはいえ、安定度で言えば外資系金融業界の中ではトップクラスに高く、じっくりとキャリアを築いていきたい人にはピッタリの職種です。
求人案件もあまり転職マーケットには出回らないので、おそらくかなり人気が高いと思われます。
外資系金融のバックオフィスを志望する方は、転職エージェント等を活用して「空き」が出た場合はすぐにアプライできるように準備しておくといいでしょう。
関連記事:【2022年】外資系金融業界のミドルオフィスの年収は500万~1200万!?
外資系金融のバックオフィスへの転職方法
外資系金融のバックオフィスの求人が一般的な転職サイトに求人が出ることはありません。
転職エージェントを通じてでなければ応募できない「非公開求人案件」として転職市場に出回ることがほとんどです。
外資系金融のバックオフィスに転職するのであれば、転職エージェントに登録することが必須です。
オススメの転職エージェントをまとめた記事もありますので、よろしければそちらを参考にしてください。
オススメの記事:【※2022年最新】外資系銀行に転職できた僕がオススメする4つの転職エージェント
まとめ
今回の記事では外資系金融のバックオフィスの仕事について書いてみました。
参考になれば幸いです。