ホームステイ先で迎える週末。学校も休みだし、特にすることがない。
平日は勉強で忙しくてあまり時間がないから、自分が思うままにのんびり過ごせばいいんだろうけど、
「逆にどう過ごせばいいの?」
「ホストファミリーと一緒に過ごすべき?」
と悩んでいる方もいると思います。
そんな方のために記事を書いてみました。
ホームステイ先での土日の過ごし方
ホームステイ先での土日の過ごし方ですが、基本的には自分で過ごし方を見つけることが正解です。
なので、部屋でのんびりするのもいいでしょうし、ホストファミリーと一緒に時間を過ごすのもいいでしょう。
特に「コレ!!」というものはありません。
何かをやらなくてはいけないという義務はありませんし、「こうすべき!」という形もありません。
ホームステイを利用する正しいマインドセットとは?
土日は時間があって部屋で何もやることがないのに、ホストファミリーは何も声をかけてくれない。
もし、今あなたがこのような考え方をしているのであれば、それは大間違いですので今すぐ変えてください。
ホストファミリーはあなたをもてなすために存在する使用人ではなく、一つ屋根の下に一緒に住んでいる同居人でしかありません(ドライな言い方かもしれませんが)。
ホストファミリーを利用する時の正しいマインドセットは、
自分は自立した一人の大人である
ということ。
宿泊にきているお客さんという認識ではダメだとなのです。
よく、ホストファミリーと合わないとかホームステイが嫌だという相談を受けることがあるのですが、それは結局自分が独立した大人である心構えを持てていないことが原因です。
簡単に言えば、心のどこかで「何かしてくれるだろう。」という期待やお客さん感覚が残っているからなのです。
それではいけません。
むしろ、何かしたいことがあるのなら、こちらからホストファミリーに声をかける態度が正解です。
「今週土日は休みだから、もし近くのスーパーに行くのであれば、勉強のために一緒に連れて行ってくれませんか?」
例え拙い英語でも、こういう言葉をかけられるマインドセットになるべきなのです。
ホストファミリーからのアクションを待っていてはいけない
もし、ホストファミリーが週末は忙しいタイプの人たちであれば、
「週末にどこか出かけようと思っているんですが、オススメの場所があれば教えてもらえませんか?」
と聞けばいいでしょう。
ホームステイでは待っていても何も始まりません。
日本的な感覚でいえば、相手からのおもてなしを期待するところではあるのですが、ここは海外です。
ある程度の年齢であれば一人の独立した大人として見られます。
良い意味でこちらに対してリスペクトしてくれているので、
「あれは大丈夫?」
「ここは平気?」
なんて、いちいち子供のように目をかけてくれることはありません。
声をかけてくれない=冷たい、ではなく、こちらを一人の大人として尊重してくれていると考えるといいと思います。
僕がホームステイをしていた時の週末の過ごし方
僕が海外留学をしていた最初の方はホームステイを利用していましたが、土日は必ず家から飛び出して外で時間を過ごすようにしていました。
ホームステイ先に馴染めていなかったのも理由ではあるのですが、せっかく海外留学に来ているのですから、外に飛び出して色んなものを見ておかないともったいないという気持ちでいっぱいだったからです。
憧れの”海外のスタバ”でコーヒーを片手にのんびりしたり、ウィンドウショッピングをしたり、語学学校の友人と一緒にでかけたりと、いろいろアクティブに時間を過ごしました。
もちろん、家でのんびり過ごしたいときは部屋に閉じこもっていましたが、その時間は全て英語の勉強に充てていたと思います。
当時はパソコンを持たずに留学に飛び出していましたし、スマホなんてものもありませんし、時間を潰すといえばテキストブックしかありませんでしたから。
ただ、そんな風に部屋に閉じこもっていても、ホストファミリーから「どうしたの?」「大丈夫?」なんて気にされることはありませんでした。
逆にそうやって気を使われない方が楽でしたし、日本だとありがちな”おせっかい”に干渉されないメリットはありました。
そういう意味では、ホームステイ先のベッタリしない関係は結構心地よかったりもします。
これも海外留学ならではの貴重な経験だと思います。
まとめ
今回の記事では、ホームステイ先での土日の過ごし方について書いてみました。
いかがでしたでしょうか。
ホームステイ先では期待をしているだけでは何も始まりません。
何かをしたければ自分から声をかけ、アクションを起こしていく能動的な姿勢が大切です。
日本であればお客さんとして扱ってくれるシチュエーションでも、海外では違います。
それを一人の大人としてリスペクトしてくれているとポジティブにとらえ、自分がやりたいことは自分で見つけていくという態度が海外留学生活をより充実したものへと変えてくれるはずです。