【レビュー】プライムイングリッシュを購入して実際に勉強した感想

今回の記事では英会話教材プライムイングリッシュの体験レビューについて書いてみたいと思います。プライムイングリッシュの購入を迷っている方は是非参考にして下さい。

目次

英会話教材プライムイングリッシュの体験レビュー

プライムイングリッシュを使って勉強すれば英語は伸びるのか?

結論から言うと、僕自身は英語力の向上をしっかりと感じることが出来ました。特にリスニング、細かい英語の発音に関しては改めて学ぶ部分が多く、正直買ってよかったと思っています!

プライムイングリッシュの教材は非常に良くできており、本当に英語力を向上させたい人に本当にオススメの教材になっています。

なぜなら、英語の上達にはインプット→アウトプットのサイクルを繰り返し実践することが必要不可欠なのですが、このプライムイングリッシュは、この「インプット→アウトプット」がベースに作成された教材だからです。

僕はTOEIC模擬試験200点台というとんでもない英語力でも留学を決意し、そこから猛勉強の末、TOEIC840点、MBA取得、外資系金融就職、外資系銀行ヘッドハンティング、海外勤務経験という普通の人では中々経験することができない道を歩むことができました。

それもこれも確かな英語力があったおかげなのですが、その英語力を手に入れるために実践したことは「インプット→アウトプット」をベースにした勉強方法です。この理論を取り入れることで自分自身の英語力をグングン高めることが出来たと言っていいでしょう。

プライムイングリッシュは、この「インプット→アウトプット」徹底されている教材です。

僕自身が実際に英語を話せるようになった理論にきちんと基づいている教材ですので、プライムイングリッシュを使ってしっかり英語の勉強をすれば必ず英語力は伸びると思います。

プライムイングリッシュの教材の中身

プライムイングリッシュの教材の中身は以下の通りです。

まず、テキストが7冊(黄色の1冊はIntroduction:説明書になります)

かなり薄いです。

CDが12枚。1ケースに6枚のCDが入っています。

プライムイングリッシュの教材は以上になります。

まとめると、

  • テキストブック6冊
  • 説明書1冊
  • CDケース2つ(合計:CD12枚入り)

です。

これで税抜29,800円ですから、プライムイングリッシュのコスパに対して不安に思う方もいるでしょう。

ですが、そもそもプライムイングリッシュは、これまで英語の勉強を頑張ろうと思ったけど途中で諦めた人がターゲットになっています。

そうした方に向けて薄いテキストのようなボリュームが無い教材を提供するのは実は理に適っていて、分厚いテキストや教材がドドーンと送られてきても、それって精神的な負担(プレッシャー)になってしまって途中で英語の勉強が嫌になる可能性があるからです。

あなたも経験ありませんか?

「よし!英語の勉強を頑張ろう!」と思って、ボリュームたっぷりのテキストを買ってきたけど、結局途中で投げ出して勉強を諦めたこと。

大切なことは、テキストを買うことではなく、それをきちんと勉強して終わらせること。

そう言った意味では、プライムイングリッシュのボリュームって実は絶妙なんです。

プレッシャーを感じることもなく、かといって少なすぎず。ほんと、ちょうどいいボリュームなんです。

これまで英語の勉強を途中で投げ出してきた人は、今回こそプライムイングリッシュを使って最後まで英語を勉強してみませんか?

プライムイングリッシュのボリューム

プライムイングリッシュのテキストには合計6名もの人物が登場し、24のシチュエーションを使って、それぞれのシチュエーションに応じた英会話を学びます。

このシチュエーションはプライムイングリッシュ内では「Skit」と呼ばれていて、テキストブック1冊につき4skitが掲載されています。

プライムイングリッシュのテキストは6冊ですので合計で24skitとなり、各skitで勉強する期間は1週間が割り当てられています。

つまり、プライムイングリッシュで勉強するボリュームとしては、

24skit × 7日間 = 168日

となり、全てのテキストブックを終わらせるには約半年かかる計算です。

半年と聞くと長いと思うかもしれませんが、ある程度英語の基礎知識がある方は1skitに7日間もかける必要はなく、2~3日あれば十分終わらせることは可能です。

プライムイングリッシュで実践されている勉強方法

プライムイングリッシュでは、

  • 音声変化表記とカタカナ表記
  • サンドウィッチリスニングシステム
  • 3ステップスピーキングシステム

の3つのメソッドをベースにしてレッスンが進んでいきます。

Introductionのテキストにも「3つのmethod(メソッド)」は記載されていて、それぞれ説明が詳細に書かれています。(※以下の写真の説明文の内容に関してはぼかしを入れています)

では、この3つのメソッドについて具体的に少し説明をします。

音声変化とカタカナ表記

日本人の先生の英語だったら聞き取れるけど、ネイティブの英語になった途端、何を言っているのかわからない。そんな経験ありませんか?

英語って、文脈で使うようになった途端発音が変わったり、前後の単語をつなげて発音をしたりするので、カタカナで覚えていると「?」となる場面ってどうしても出てくるんです。

でも、プライムイングリッシュの教材では、それらのネイティブの発音がカタカナで記載がされていますので、ネイティブの発音をカタカナで学ぶことができます。

例えば、toは「ダ」と発音したり、Can youを「クニャ」と発音したり、こういったネイティブならではの発音を簡単に学ぶことが出来ますので、よりリアルな発音を習得することはもちろんですが、こういった発音を知っておくことにより、英語のリスニング能力に関しても向上させることが可能です。

実はこれ、僕も目から鱗でして、英語の発音に関してはもう十分に学んだと自分で思っていたのですが、改めてカタカナで見てみると、

「へえー!こういう発音になるのか!」と改めて気づかされた部分もありましたし、「カタカナをそのまま話すだけでもそれっぽく聞こえる!」という面白い発見もありました(笑)これは非常に良いと思います。

サンドウィッチリスニングシステム

付属のCDを使ってまずはゆっくりしたスピードの英語を聞く、そして、それを実際に自分で発音する。そして最後にナチュラルなスピードで聞いて脳に定着させる。この3つのステップがサンドウィッチリスニングシステムになります。

「聞く」「話す」「聞く」という風に「話す」をサンドウィッチの用に挟むことからこの名前がついたようです。これはまさに、インプット→アウトプットの理論に基づいており、とても理に適ったメソッドです。

これを繰り返していると、いつの間にか英語を英語のままで理解する回路が出来てくるのを実感するはずです。つまり、英語脳の構築が可能となるのです。

僕もこのメソッドは結構気に入っていて、リスニング力の向上をまさに実感しているところです。

3ステップスピーキングシステム

付属のCDを使って英語を真似て話し、そして次は実際に試す。最後は、その人物になりきって英語をアウトプットさせる。この3つのステップを踏んでスピーキングの練習をすることを3ステップスピーキングシステムと言います。

これ、めちゃめちゃスピーキング力が付きます!!

なぜかというと、アウトプットをすることにより、その英語のフレーズをそのまま自分のものとして取り入れることができるので、ボキャブラリーがつくからです。

とにかく、真似て、話して、そしてなりきる。これを繰り返していきましょう。

必ず会話の幅が広がりますし、そのシチュエーションになった時にスラスラ頭の中から文章が出てくるはずですから。

なお、「真似る」ことは英語のスピーキング力の向上にめちゃめちゃ大切なことで、モノマネが上手い人ほど英語は伸びる傾向があります。とにかく真似ましょう。

相手はCDですから恥ずかしがる必要は全くありません。最初は一人で英語をブツブツと発音することに抵抗があるかもしれませんが、やっているうちに慣れます(笑)

コツとしては、羞恥心を捨て、ネイティブになりきること。恥ずかしがってカタカナ英語で練習しても意味ありません。

プライムイングリッシュを使えばすぐに英語が話せるようになる?

「すぐに」となると、今の英語のレベルとその人の努力次第だと思います。ただ、プライムイングリッシュではよく使われる英語の表現をシチュエーション別に学ぶので、圧倒的に効率よく「使えるフレーズ」を学ぶことが出来ます。

そのため、普通に自己流でテキストを見ながら勉強をするよりも遥かに早いスピードで英語力を伸ばすことが可能です。

実際に英語を話す機会が多い人の場合、かなり早い段階で英語がペラペラになることもできるでしょう。

ちなみに、このコツコツというのが英語学習においては本当に大事で、勉強を続けるということが上達の秘訣です。

プライムイングリッシュのページにも書いてありますが、楽して英語をマスターできるような魔法のような方法ってありません。

幻想を抱いて英会話教材に救いを求めるのは止めておきましょう。

自分を救うのは自分自身。教材はあくまでもそれをサポートする黒子です。

プライムイングリッシュを買うべき人は?

本気で英語力を伸ばしたい人は絶対にプライムイングリッシュを購入すべきです。

具体的には、これから海外留学に行く人や、外資系企業で働く人など、英語を話す機会が増えていきそうなほど効果を発揮する教材です。必ず「やってて良かった!」と思うシチュエーションに遭遇するはずです。

あとは、これまで英語の勉強を頑張ろうと思ったけど途中で挫折した人にもオススメです。このボリュームであれば絶対に終わらせることが出来ますし、テキストを進めるごとに英語脳が構築されていくプロセスはかなり楽しいと思います。

やっぱり楽しくないと勉強なんて続きませんし、効果が出てこないとモチベーションも上がりませんから。

英語学習で悔しい気持ちや情けない気持ちを抱えている人は試してみる価値アリです。

逆にプライムイングリッシュを買うべきではない人は?

プライムイングリッシュでは細かい文法(グラマー)について学ぶことはできません。そのため、「文法を一から学びたい」という人には、プライムイングリッシュはオススメしません。

そのお金で中学受験対策のテキストを購入する方がよっぽど役に立つと思いますし、コスパ的にもメリットがあります。

僕も海外留学に出た最初の半年~1か月は、中学・高校受験対策用のテキストブックを中心に文法の基礎を固めました。文法の基礎を固めるのであればこれがベストな方法だと思います。

そういう意味では、TOEICの点数を上げたいだけの人にもオススメはしません。専門のテキストブックを購入する方がはるかに効率的です。

そもそもプライムイングリッシュの価格は妥当?

税別で29,800円。つまり、税込価格で32,184円ですので、それなりの金額となっています。

ただ、半年という期間から考えれば、月別で約5,364円、一か月30日として一日約178.8円になります。

ペットボトルのお茶とうまい棒一本を毎日買う程度の費用です。

英語力が向上するというメリットを考えれば、正直そこまで高い自己投資ではないと僕は思います。

まとめ

ということで、今回の記事では英会話教材プライムイングリッシュの体験レビューを書かせていただきました。いかがでしたでしょうか?

英会話教材を選ぶときは、まずその教材のコンセプトを知ることが大切になるのですが、プライムイングリッシュに関しては「インプット→アウトプット」という語力向上に必要不可欠な理論がベースにあります。

そのため、プライムイングリッシュは本気で英語力を伸ばしたい人にはオススメの英会話教材になっています。興味がある人は是非チェックしておきましょう。 

>>教材コレクターはもう終わり。あなたが手にする最後の英会話教材【プライムイングリッシュ】

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