安易に起業を勧める人の言うことを真に受けてはいけない

仕事をしていると、ふと沸き起こる起業への情熱

いつまでも誰かに使われる立場じゃなく、誰かを使う立場になりたい。

一国一城の主になって、もっとたくさんのお金を儲けたい。

そんな風に思った時、

「起業したらいいじゃん!」

「いいね!頑張ってね!」

そんな風に簡単にあなたの背中を押す人がいます。

でも、そういう優しい言葉ほど鵜呑みにしてはいけません。

そんなことを記事にしてみました。

安易に起業を勧める人は基本的に無責任なのです

起業というと、

カッコいい!!

デキる人!!

そんなイメージがあると思います。

パソコンやスマホを使いこなしてガンガン仕事をこなし、夜はオシャレなお店で会食、二次会はオシャレなバーの優雅な生活。

都内のタワマンに住居を構え、車はフェラーリ、愛する奥さんだけではなく綺麗な秘書ともドキドキする関係に。

まあ、どこかのマンガに出てくるような、いわゆる”典型的なIT会社のバブリーな経営者”とでもいいましょうか。

そういうイメージです。

ただ、実際に自分で起業すると、

「ああ、ビジネスの世界ってそんな甘くないな…。」

ってことにすぐに気づくはずです。

僕も起業して会社を経営していますが、

自分でビジネスをやるって、想像していた以上に泥臭い世界

です。

華麗で派手な生活ができる、そんな風に夢見ていた過去の自分をぶん殴りたいです、ほんと。

起業した最初は何もない

お金、顧客、人脈、会社のブランド、起業した最初は何もありません。

あまりにも何もなさすぎて、正直ものすごく苦労します。

特にお金はヤバイです。

200~300万円なんて一瞬で消えてなくなりますから。

例え資本金が1000万円でも、正社員を数人雇えばものの数か月で底を尽きます。

会社の銀行口座の中身が0円になれば終わりです。

そうなる前に売り上げをたてて、会社の経営を軌道にのせていかなくてはいけません。

とはいえ、創業したばかりの会社には顧客もいなければ、知名度もありません。

見込み客に対して会社名を言っても、

「はあ?で、何をしている会社なの?」

という感じです。

この状態からお客さんを獲得するためには、それなりの時間とお金を投資しなくてはいけません。

言葉にするのは簡単ですが、実際はそううまくいきません。

多くの会社が上手くいかず、志半ばで「廃業」という道を選択しているのが現実です。

起業すれば「自分」で勝負するしかない世界が待っている

サラリーマン時代、周りから

「あいつはデキる奴だ!」

「きっと大きなことを成し遂げるだろう!」

そんな風に言われていた人ほど起業の道を選びます。

俺ならできる、きっとうまくいく。

知らず知らずのうちに、そんな自信でいっぱいになるのです。

会社を辞め、起業の準備をし、そして、「代表取締役」という肩書を背負って歩み始める新しい世界。

ここで生まれて初めて自分の足でビジネスの世界に踏み立つわけです。

ですが、多くの方がここで大きなギャップを経験することになります。

例えば、独立をすればこれまで知らず知らずのうちに助けられていた勤務先の「ブランド」や「看板」は使うことができません。

誰も知らない”自分の会社”で勝負をしていくしかありません。

また、毎日必要になる経費は当然自分の会社が支払わなければいけませんし、稼ぐことができなければ自分の給料さえ支払うことができません。

サラリーマン時代のように、仕事をやってもやらなくても決まった給料が銀行口座に振り込まれる立場ではなくなるのです。

給料をもらう側ではなく、支払う側になるということ。

ここで、

「ああ、今までどれだけ恵まれた環境で仕事をしていたのか、、、。」

ということに気づくことになります。

安易に起業を勧める理由がわからない

起業をすれば、大変なことだらけです。

資金繰り、営業活動、新規事業の計画、採用などなど。

全て自分で決めていかなければいけません。

ぶっちゃけ、サラリーマン時代のマインドセットで起業すると、数か月で会社を潰してしまう結果になります。

それだけ厳しい世界なのです。

にもかかわらず、

「サラリーマンが嫌なら起業がオススメ!」

「起業すれば稼げる!」

と、安易に起業を勧める人間がいるのには正直驚きます。

その人が本当に起業してビジネスを起ち上げたたことがあるのであれば、逆に「起業なんてやめておきな。しんどいよ。」と忠告するはずですから。

なんで安易に起業を勧める人間がいるのか?

自分にメリットがあるからでしょう。

たとえば、起業コンサルタントという仕事がいい例です。

彼らの仕事は起業するためのノウハウを提供すること。

つまり、クライアントが起業すればそこで役目終了。

起業した人が成功しようが失敗しようが、コンサルタントには関係ありません。

「いいと思うよ。」

「やってみなはれ。」

時にコンサルタントは心地の良い言葉で背中を押してくれます。

ただし、その言葉を頼りにビジネスを進めて損失を出した場合の責任は自分にある、ということは忘れてはいけません。

安易に起業を勧める言葉の裏には理由があります。

本気で起業したいのであれば、そこに気づくことが出来るような人間になりましょう。

世の中には色んな人がいます。

出会う人全員が良い人である保証はないのですから。

まとめ

安易に起業を勧める人の言うことを真に受けてはいけない、ということについて書きました。

起業は想像以上に大変です。

会社を立ち上げることは簡単ですが、経営を維持していくことが本当に難しいのです。

安易に起業を勧める人の言葉は疑いましょう。

「本当に自分は起業すべきなのか?」

その問いに対して明確な回答が出来ない場合、起業を断念するというのも一つの選択肢ですから。

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