就活に失敗したから起業する?マジで地獄の始まりだよ?

就活がうまくいかない、面接で落ちまくっている、そんな風に詰まった状況になってくると、「起業も一つの道だよな!?」なんて思考に行きつく場合があります。

ネット上には起業を勧める記事でわんさかでてきますから、そういう記事を読んでいると起業したくなるんです。

「毎日満員電車に揺られて死んだ魚のような目をしている社畜よりも、もっとキラキラした”自分らしい生き方”ってあるよね!」って煽られてしまうんですよね。

起業しようという気持ちは素晴らしいと思います。ですが、就活が上手くいかないから起業するっていうのは、マジで地獄の始まりです。

ほんと絶対に止めた方がいい。

就活が上手くいかない人が起業してもダメでしょ!?

そもそも、就活が上手くいかない人が起業しても上手くいく可能性が圧倒的に少ないと思います。多分、0.00001%くらい。

自分もそうでしたけど、就活が上手くいかないということは、

  • 学歴がショボい
  • 資格がショボい
  • 人に語れる体験がショボい
  • 面接でうまく受け答えができない(=コミュニケーション能力がショボい)

このどれかの理由に当てはまります。

つまり、他の人と相対的に比較した時に、圧倒的に「死ぬ気で頑張った経験」が少ないってこと。

こういう人が起業しても上手くいくかいと考える方が自然です。

起業は思っているほど甘くない

起業(=会社を経営)するということは、例えて言うならフルマラソンをしながら大学の論文を書くようなもの。華やかな世界のように見えますが、実際は本当にしんどいです。

利益を上げ会社を継続させる、従業員の給与を払う、ビジネスを拡大させるなど、やらなくてはいけないことが山ほどあります。それでも毎日頭をフル回転させて前に進まなければいけません。

これまで頑張った経験値がが少ない人がの場合、これらのハードな仕事に耐えれるかどうか疑問です

自由には責任が伴う

起業をするということは社長になるということです。誰も自分のスケジュールを決めてくれませんし、仕事を与えてくれるわけでもありません。

自分のスケジュールは自分で決めなくてはいけませんし、自分の仕事は自分で生み出さなくてはいけません。この自由こそ起業の醍醐味なのですが、自由には常に「責任」が伴います。

例えば、自由だからと言って毎日朝10時に起きてのんびりカフェでブログ記事を書いていても、売り上げがなければ生活ができません。スタバでコーヒーを飲むのもいいですが「そのコーヒー代、どうやって稼ぐの?」という状況に直面します。

そうこうしているうちに資金がショートしてしまい、結局会社をつぶすことになるということも頭にいれておかないといけません。

いずれにしても、自由であるためには厳しい自己管理が要求されます。でなければ、学生生活と変わらないダラダラした生活をおくることになりかねません。

それでは起業=楽をしたかっただけという風に周りに受け止められても仕方ありませんが、そんなダサい起業家にはなりたくありませんよね。

起業で成功する人なんてほんと一部だという現実

ネットの記事や本なんかでは、学生からそのまま起業して成功した人のストーリーがたくさんあります。

そういうのを見るとモチベーションが上がりますし、「俺でもいけるんじゃないか?」という気持ちになってきます。

でも、そこで勘違いしてはいけないのが、それはその人だから成功したのであって、自分が同じ方法論を取っても成功するわけではないということ。そして、その影には何万人という数の悲惨で情けない失敗をした人間がいるということ。

ここをちゃんと理解していない人が多いんです。

実際、失敗している人って世の中にたくさんいますが、みんなそういうことは語らないだけなのです。世間に語れないんですよ、恥ずかしくて、情けなくて。

学歴が優秀?

経歴がすごい?

人脈がやばい?

そういう人でもガチで失敗するのが起業の怖いところです。

僕が一緒に働いてきた外資系金融の圧倒的に優秀な先輩方の中にも起業に挑戦した人っていましたけど、結局またサラリーマンに戻りました。

学生から起業して成功するような人は化け物クラスのすごい人です。そんな化け物のような人と自分を同一視てはいけません。自分の立ち位置や今持っている能力・武器について客観的な分析・評価をしなければ、それはただの痛い勘違いとなります。

起業をしても誰も助けてはくれません

起業を安易に勧める人ってネット上にたくさんいます。中には、起業をサポートすることを商売にしている人もいます。

色んなビジネスの形があるので否定はしませんけど、そういう人たちに対しては正直僕は良い感情はもっていません。

僕はこれまで色んな起業サポートをしている人やコンサルタントに会ったことがあります。本当に苦しくなってどうしようもなくて、「最後の助け舟」のような形で相談しました。

でも、彼らは結局何の責任も負いません。

言いたいことだけ言って、時にはバカにしたような話し方をしてきて、ビジネスの実世界で到底通用しない綺麗な理論を展開。で、言いたいことを言ったあとはスッキリしてドヤ顔で帰っていく。

これが大半の起業サポートのコンサルです。

他者に依存していてはダメ

何が言いたいのかというと、結局周りはあれこれいうけど、最後は自分で決めて、自分で責任を負わなきゃいけないってこと。言いたいことは言うけど助けてはくれません。

起業の世界って、外から見ている分にはなんだか楽しそうで、助けてくれる仲間もたくさん存在しているように思いますが、それは甘い幻想です。

みんな自分の足で立つことで精いっぱいなのに、誰か他の人がこけたからといってわざわざ起こしてくれるほど余裕はありません。

起業サポートしている奴は、起業させたら終わりということが大半。

そういった机の上の理論でしか仕事をしていない人に対して依存するととんでもないことになります。

起業してもいいけど出口は作っておきましょう

さて、ここまでネガティブなことをつらつらと書いてしまいました。でも、なんでこんなことを書くのかというと、安易な起業は辛いだけっていうことを伝えたかったからです。

もし、それでも本当に起業したいという強い気持ちを持っているのなら、ちゃんと出口だけはしっかりと確保しておきましょう。

具体的に言うと、

  • 一年やってみて利益が出なかった場合はどうするのか?
  • 想定していた顧客数を獲得できなかったらどうするのか?

これらを常に想定し、自分の中で会社を潰す意思決定をすべきラインというのを明確にしておくということです。

会社をダラダラやってしまうと、結果的にお金と時間の無駄になってしまうことがあります。やり直しができるときにやっておかないと、自ら悲惨な人生を送ってしまうリスクを高めてしまうことになります。

撤退は恥ずかしいことじゃありません。またもう一度チャレンジしたらいいだけなんですから。

ここをちゃんと教えている人って少ないですよね。

最後に:安易な起業は止めておいた方が無難です

起業すると想定外のことばかり起こります。信じていた人がどうしようもない人でウソついて金をパクってきたとか、クソみたいな案件・商材をつかまされたとか。誰が言ったかわかりませんけど、まさに戦場という表現がピッタリだと思います。

就活が上手くいかない、しかも社会人経験のない人間がそんな戦場にポンって飛び出して一体何ができるのでしょう。

もし、就活が上手くいかないからといって起業を考えているのであれば、安易に起業の道を進む前に自分の立ち位置をもう一度見直してみましょう。

自分が本当にすごい化け物のような人材だと思うのなら構いません。ガンガンお金を稼いで、IPOでもやったらいいと思います。ですが、就活を失敗している時点でそうではありませんよね。

まずは自分の能力を客観的に理解して、目の前の困難としっかり向き合うこと。逃げの気持ちで起業をしても絶対に失敗しますから。

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