転職前に知っておきたい外資系金融が激務と言われる2つの理由とは?

これから外資系金融業界に転職を考えている人であれば、外資系金融業界が激務であるということは一度は耳にしたことはあると思います。確かにこれは本当で、僕もこれまでの外資系金融企業のキャリアの中で激務を体験してきました。

今回の記事では「外資系金融が激務と言われる2つの理由」について書いてみたいと思います。

外資系金融が激務と言われる2つの理由

時差がある

外資系金融は世界中にオフィスが存在します。大手であれば、日本の東京はもちろん、シンガポール、ロンドン、ニューヨークにオフィスを構えているはずです。このように、外資系金融というのは世界各国にオフィスを持っているため、各オフィスごとに時差が存在します。

この時差というのが厄介です。

例えば、東京支店が夕方になり、そろそろ仕事もひと段落し始めてきたこ頃にロンドンのオフィスの仕事が始まります。ロンドンの方がバタバタしだすと当然東京支店もそれに対応しなくてはいけませんから、そこから帰ることなどできません。

そして、ロンドンが落ち着き始めてきたと思ったら、今度はニューヨークの方が始業開始となります。ロンドン、ニューヨーク、そして東京支店すべてがミーティングとなると、当然東京支店はその時間に合わせなくてはいけなくなるため必然的にミーティングの時間は真夜中となります。

そのあと雑務をこなしていると気づけば時間は朝の3時とか4時になり、どうしても帰る時間が遅くなってしまうのです。(遅いというレベルではありませんが….)

抱える案件が多すぎる

外資系金融では予算の都合で各支店の各部門ごとに与えられる人数というのが決まっています。抱える案件が多くなったとしても現状の体制で乗り切らなくてはいけません。

そのため、タイミングによっては各人が恐ろしいまでの量のタスクを抱えることになります。

外資系金融での仕事はカタチがありません。パワーポイントの資料、エクセルの資料、英語の翻訳、法律の確認、ドキュメントの作成など、突き詰めるところまで突き詰めようとすれば、結局いつまででも仕事をしていなければいけません。そのため、どうしても労働時間が長くなってしまうのです。

また、ある日突然転職してしまう人やクビになってしまう人がいるのも外資系金融の特徴です。

クビやリストラされた人の案件は、基本的にそのまま何も引き継ぎがされることなく、既存のメンバーにバトンタッチされます。同業他社に転職する際に顧客情報やプロジェクトの情報が漏洩する可能性があるからです。(入社の際にNDAは結んでいるのですがこのあたりは徹底しています)

既存の案件だけではなく辞めた人が抱えていた案件も対応しなくてはいけません。過去のCCされていたメールを一つ一つ読み返し、そこからの情報でなんとか対応するのです。

そのため、既存のメンバーが抱える案件数は膨大です。にもかかわらず、新しいメンバーの採用には本店の承認などの様々なプロセスを経なければいけませんから、下手をすれば何ヶ月もかかることもあります。

結局、今の体制で乗り切るという選択肢を採用してしまう場合がほとんどとなり、長時間労働が当たり前の状態となっていますのです。

外資系金融時代の体験談

外資系金融に勤務している頃、一週間連続で朝の4時帰宅という経験をしたことがあります。IBD(投資銀行部門)に比較すればそれでもまだ楽なのでしょうが、それでもかなりハードでした。

頭はボーっとするし、気分は少しハイになるのが当たり前の状態。そんな状態でもオフィスにいけば全力疾走で仕事をしなくてはいけません。

以前誰かのブログで「大学の卒論を書いている状態が毎日続き、その状態から毎日業務を通じて新しいことを学んでいくのが外資系金融」という言葉がありましたが、これは本当です。まさに毎日が全力疾走のマラソンなのです。

運が良い時は21時くらいに帰れることがありましたが、それでも「今日は早い!」と感動したくらいですから…。

外資系金融業界で得られる高い報酬は妥当!?

外資系金融で稼ぐことができる年収が1,000万から2,000万円だと聞くと羨ましく思う人もいるでしょうが、勤務時間や勤務形態を考えると妥当だと思います。一週間とか二週間であればなんとかできるという人もいるでしょうが、毎日午前3時帰宅という長期時間勤務が「当たり前」という状態に耐えることができる人は少ないと思います。

まさに自身の命(健康とプライベートライフ)を犠牲にしてお金を稼いでいるといった感じです…。

まとめ

以上、「外資系金融が激務と言われる2つの理由」 になります。いかがでしたでしょうか。

このように激務な外資系金融ですが、それ以上にそこで得られる経験や報酬というのは魅力的です。チャンスがあるのなら是非ともチャレンジしてほしい業界となります。

ただし、誰でも体力とメンタルの強さは必須であることは忘れてはいけません。

我こそは!と思う人、いかがでしょうか?

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