夫が実家が田舎の場合、田舎に嫁がなくてはいけません。
ですが、もし今の生活の拠点が都会の場合、そこで大きなギャップを感じてしまい、人によっては嫁いでしまったことを後悔してしまうことがあります。
今回の記事では、田舎に嫁ぐと大変な理由と事前に知っておきたいことについて書いてみたいと思います。
田舎に嫁ぐと大変な理由
車を所有していないとどこにも行けない
田舎では一人一台車を所有することが一般的です。これは、東京や都会のように公共交通機関が整っていないからです。
住む場所によっては、近くのスーパーやコンビニに行くために車を10分走らせる、ということも珍しくありません。少なくとも徒歩で行くというイメージは持たないでおきましょう。
自動車免許を持っているのであればなんとかなりますが、もし今自動車免許を持っていないのであれば、必ず取得しておかなくてはいけません。
最近では自動車学校も送迎サービスを提供するようになりましたが、居住する地区によっては送迎に対応していないこともあります。最悪の場合、自動車学校に通うために原付免許を取得しないといけないかもしれません。
ただ、原付も安くはありませんし、雨の日や雪の日は運転が大変です。車がビュンビュン走る田舎の国道を法定速度30kmの原付でトボトボ走るのは危険も伴います。
そうならないためにも、田舎に嫁ぐ前に自動車免許の取得は必須であることは覚えておいてください。
実家で義理の両親と暮らさないといけない(かもしれない)
田舎に嫁がなくてはいけないということは、結婚する旦那さんが長男である場合があります。その場合、実家で旦那の両親を一緒に暮らさなくてはいけない場合があります。
男(旦那)の立場からすれば血のつながった両親との生活になり、そんなに負担を感じないので
「まあ、いいんじゃない?」
と軽く考えてしまう傾向がありますが、嫁ぐ女性からすれば大変です。旦那の両親とはいえ、血はつながっておらず、元はと言えば他人です。嫁という立場のプレッシャーもありますし、その中で毎日生活をするのは苦痛であることは想像できます。
もし、こうした生活をやっていく自信がなければ、事前にそれはハッキリと伝えるようにしておきましょう。でなければ、後から旦那との夫婦関係、義理の両親との人間関係がギクシャクする可能性があります。
出来るケンカは先にやっておいた方が得策ということです。
なお、義理の両親がある程度自分たちと暮らすことが負担になることを自覚している場合、貯金をしてくれていて、それを二世帯住宅もしくは隣接する土地への新築費用にまわせることがあります。ですが、そういうケースは稀ですのであまり期待しないでおきましょう。。。
地区の集まりがある
田舎に嫁ぐと、住む地区によっては地区の集まり(集会)があり、それに参加しなくてはいけません。女性の場合、草刈りや溝掃除などの力仕事ではなく、公民館の床磨きや花壇の掃除などを担当することが多いです。
地区の集まりは頻繁にあるわけではなく、数か月に一回というペースが一般的です。参加も強制ではありませんが、できるだけ(というか必ず)参加するようにしましょう。顔を出しておかないと後で
「あそこの嫁は掃除もせずに、、、、。」
という陰口を言われてしまうこともありますから。。。
都会(特に東京)に住んでいる場合は、週末に地区で集まる機会など一切ありません(マンション暮らしの場合、隣に住んでいる人がどういう人なのかさえもわかりません)から気楽でした。ですが、田舎に嫁いだ場合、こうした地区の付き合いが発生します。
面倒かもしれませんが、近所付き合いを円滑にするためにも必ず参加するようにしておきましょう。
オシャレなアパレルのお店はありません
田舎にはオシャレなアパレルのお店はありません。せいぜいスーパーの中にあるちょっとした衣料品スペースくらいですが、それは完全に”おばちゃま向け”のお店です。
オシャレなお店に行きたければ、車を走らせて1時間~2時間は覚悟しておいたほうがいいでしょう。
そもそも、田舎でオシャレをしても誰も見ていませんので、逆にオシャレに興味がなくなるかもしれません。変に奇抜な格好をしていると噂のネタになるだけですし。。。
ということで、無難に大型ショッピングモールの中にあるユニクロ、アズール、ザラ、コムサイムズを選択することが多くなります。
ビームス、アローズ、エスティネーション、トゥモローランドのようなお店に行きたければ、平日は厳しい感じです。週末を利用して電車でいくようにしましょう。
とにかく虫が多い!
田舎は本当に虫が多いです。夏の夜のコンビニは悲惨です。入口のところにワーッと虫がいます。
加えて、冬は結構な頻度でカメムシが発生します。知らない間に靴の中に紛れていたり、なんだか臭うな~と思っていたら部屋の隅っこの方で踏みつぶされていたり。
慣れると言えば慣れるのですが、虫嫌いな方(特に女性)には結構厳しい環境かもしれません。
まとめ
ということで、今回の記事では田舎に嫁ぐと大変な理由について書いてみました。いかがでしたでしょうか。
田舎に嫁ぐことは想像以上に大変です。事前に必ず夫婦で話し合いの場を持って、どのようなプランで今後の人生を歩むのかをしっかり確認してから嫁ぐようにしておきましょう。
後悔しないようにできるだけケンカは最初のうちに済ましておくことが大切です。
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